今井建築では土壁の工事も行います。
石膏ボードの壁に比べると大変手間のかかるものですが、湿度や温度を調整する働き(夏涼しく冬温かい)や防火性能に優れた、自然で環境に優しい日本の伝統的な工法です。
【1】柱の間に壁の下地となる木舞竹を編みます。
【2】小舞竹へ土と藁スサを混ぜた荒壁土を押し当てて塗り付けます。
(けっこう力を必要とする作業です)
まずは片側の壁に塗り付けの作業をして数日間乾燥させます。
【3】それからもう片側(裏返し)を塗り付けます。
【4】この後、荒壁土より目の細かい「中塗り土」を上に塗って十分乾燥させ、さらに仕上げ塗りをして完成です。